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著作分類 IIRワーキングペーパー
著者 市川類
論文タイトル 気候変動問題対応に係るサステナビリティ経営の産業別動向分析
機関名 一橋大学イノベーション研究センター
ナンバー WP#22-03
公開日 2022/05/12
要旨 気候変動問題への関心の高まりの中、近年、世界各国において、2050年までのカーボンニュートラルの実現の目標が宣言され、その実現に向けて、政府のみならず、多くの企業が取り組みを進めている。このカーボンニュートラルの実現は、原則として、化石燃料の利用を廃止することを意味することから、化石燃料産業を中心に多くの事業構造転換が求められることになる。このような中、各産業は、カーボンニュートラルの実現に向けて、どのような取組を行い、また、産業別の取組の差異はどのようなものなのであろうか。 このような問題意識の下、本ワーキングペーパーでは、気候変動問題への対応/カーボンニュートラルの実現に向けた各産業別のサステナビリティ経営に係る対応の現状について、評価、考察を行う。具体的には、まずは、カーボンニュートラルに係るサステナビリティ経営の特徴を明確化した上で、カーボンニュートラルによる事業構造転換などのリスクの程度の観点から、化石燃料産業など4つの産業に分類し、それぞれの産業におけるイノベーションにおける取組方向を整理する。その上で、東証一部上場企業を対象に分析することにより、化石燃料産業などカーボンニュートラルによって影響を大きく受ける産業においては、消費者型産業など必ずしもそうでない産業と比較して、むしろ情報公開などカーボンニュートラル対応に積極的に取組んでいる状況にあることなどを明らかにする。
備考
参考URL
ラベル 経営学, イノベーション, グリーンイノベーション, カーボンニュートラル
登録日 2022/05/12

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