要旨
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ハイビジョン放送に耐え得るレベルのプラズマディスプレイパネル(PDP)は、非常に長い期間多くの関係者が試行錯誤を繰り返した末に開発・実用化された。その長い研究開発史の中に、94年から5年に渡り、複数のメーカーが参加した「PDP開発協議会」という活動があり、PDP実用化の開発最終段階の促進役としての評価されている。この開発協議会を主導したのはNHK技術研究所である。本ケースは、開発協議会を主催したNHK技術研究所の活動に主な焦点を当て、ハイビジョン用PDPの開発における「PDP開発協議会」が果たしてきた役割を中心に記述するものである。
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