日本経済新聞 (2024/02/02)
著者:市川類,連載期間:2024年2月2日~2月16日 (1)技術と共進化する取り組み(2024年2月2日 朝刊) (2)人権・社会の新たなリスク(2024年2月5日 朝刊) (3)社会規範との整合性が不可欠(2024年2月6日 朝刊) (4)「人間を超える」への不安(2024年2月7日 朝刊) (5) 社会・文化的背景で異なる対応(2…
日本経済新聞 (2023/10/31)
著者:軽部大, 2023年10月31日, 朝刊, 経済教室欄, 30面掲載
青島矢一:金柄式
『組織科学』 第56巻 第4号 4頁-19頁 (2023/06/20)
日本の上場企業のデータを用いて余剰資源がR&D活動やベンチャー投資に与える影響を実証した。分析結果からは、(1)余剰はR&D活動ベンチャー投資を促進するが、その関係は一部非線形であること、(2)R&D支出の増大は非主力製品分野への資源配分比率を減少させること、(3)外国人株主比率はR&D支出を増大させるが、その効果は低減すること、(4)…
市川類
WP#23-02 一橋大学イノベーション研究センター (2023/05/15)
2022年末から、対話型の生成系AIシステムの一種である、LLM(大規模言語モデル)を活用したChatGPT(Generative Pre-trained Transformer)型のAIシステムに対する関心が爆発的に高まってきており、今や、第四次AIブームの様相を示している。このChatGPTは、これまでのAI技術と比較しても、革新…
市川類
WP#23-01 一橋大学イノベーション研究センター (2023/03/08)
近年、人工知能(AI)技術の進展と普及が世界的に急速に進んでおり、今後、世界各国の経済成長、国民生活の向上、社会課題の解決への寄与などが大きく期待されている。一方、AI技術の利用は、人類・地域社会の共有する社会規範に対しリスクを生じさせ得るものであり、そのリスクを受容可能な範囲に低減すべくAIガバナンス制度の在り方への関心が高まってい…
Fujiwara, Masatoshi; Yaichi Aoshima
Springer Nature Singapore, 372pp.(2022/12/16)
This book explores how a long-term innovation can take place based on historical analyses of the development of reverse osmosis (RO) membrane from the early 1950s to the mid-2010s. The RO membrane is a critical material for desalination that is a key to solve water shortages becoming serious in many places of the world. The authors …
Higham, Kyle: Sadao Nagaoka
22-E-074 RIETI Discussion Paper Series (2022/08/18)
市川類
『一橋ビジネスレビュー』 70巻 1号 8-23頁 (2022/06/30)
新たな産業革命であるといわれるカーボンニュートラルは、世界各国がその実現に向け、グリーン成長戦略に取り組んでいる。しかしながら、この「カーボンニュートラル革命」は、本当に過去の産業革命がもたらしたような経済成長を引き起こすのだろうか。本論文では、カーボンニュートラル革命について、過去との比較の下、特に産業転換、経済波及という2つのイノベ…
論文
関連URL:
市川類
『人工知能学会論文誌』 37 巻 3 号 p. IDS-A_1-9 (2022/05/01)
吉岡(小林)徹:柴山創太郎:川村真理
DISCUSSION PAPER, No. 207 文部科学省科学技術・学術政策研究所 (2022/03/31)
吉岡(小林)徹
2021年度ワーキングペーパー・シリーズ, No. 7 東京大学未来ビジョン研究センター 安全保障研究ユニット (2022/03/28)
岡本知久:青島矢一
『一橋ビジネスレビュー』 69巻 3号 88-103頁 (2021/12/30)
論文
関連URL:
市川類
WP#21-04 一橋大学イノベーション研究センター (2021/11/17)
近年、2050年までのカーボンニュートラルの実現は、世界的な最重要関心事項であり、世界各国においては、その実現のために、成長戦略の一環として、グリーンイノベーションの推進に取り組んでいる。一般的に、カーボンニュートラルの実現については、多くの困難があることは理解されつつも、イノベーション推進によるその実現への期待は高く、また、その実現可…
市川 類
WP#21-03 一橋大学イノベーション研究センター (2021/09/10)
技術・イノベーションは、一般的に、人間社会に対して大きなメリットをもたらす一方、その利用方法によっては、人間社会の有する社会規範(倫理)に抵触する可能性がある。このため、必要に応じ、当該技術・イノベーションに対して何らかの規制・制度が構築され、規律(ガバナンス)がかけられることになる。 その際、デジタル・AI技術については、特にプライ…
『日本経済新聞』 (2021/07/21)
著者:青島矢一, 2021年7月21日, 朝刊, 経済教室欄, 26面掲載
Higham, Kyle:Gaétan de Rassenfosse:Adam B. Jaffe
『Research Policy』 Vol. 50 Issue 4 (2021/05/01)
The quality of novel technological innovations is extremely variable, and the ability to measure innovation quality is essential to sensible, evidence-based policy. Patents, an often vital precursor to a commercialised innovation, share this heterogeneous quality distribution. A pertinent question then arises: How should we define and …
市川 類
WP#21-02 一橋大学イノベーション研究センター (2021/02/28)
近年、国内外において、デジタルトランスフォーメーション(DX)への関心が高まっている。特に国内では、最近、ITコンサルタント等による多くの書籍が発行されつつあり、これらは、現場での経験に基づく非常に洞察深いものである。一方、DXについて、これまでの経営学・イノベーション論などに基づく議論を行っているような書籍はほとんど存在しない。この…
市川類
WP#20-16 一橋大学イノベーション研究センター (2020/12/11)
社会におけるデジタル技術の重要性が高まり、デジタルトランスフォーメーション(DX)への関心が高まる中、日本は、民間、政府ともにデジタル化が遅れていると言われる。それでは、日本のデジタル化は、イノベーションの観点から、どのような意味で遅れており、また、それは、どのような制度的・構造的な問題に依るものなのであろうか。 このような問題意識の…
マイケル・A. クスマノ:アナベル・ガワー:デヴィッド・B. ヨッフィー(著):青島矢一(監訳)
有斐閣(原著 The Business of Platforms)(2020/12/10)
ユーザーとイノベーター, 売手と買手などを接続してネットワーク効果を生み出し巨大化した産業プラットフォーム。既存企業の基盤を崩し去るかに見える, グーグル, アマゾン, フェイスブック等が巨額の利益を生み, 一方で莫大なお金を失う原理と実際, 光と影を示す。