創造的転回の実践 芸術・人文学とイノベーションの再現性
木村めぐみ
WP#17-12 一橋大学イノベーション研究センター (2017/05/24)
本論文では、英国の芸術・人文学における創造的転回を通じて、その実践のプロセスを明らかにした。創造的転回とは、知識の問題の解決を前提する、情報技術の進歩への適応のプロセスであり、その実践は、これまでの描写されたイノベーションを現実として再現することである。第一に、創造的転回は、社会科学、特に政治経済分野において描写されてきた、静的・動的・…
木村めぐみ
WP#17-12 一橋大学イノベーション研究センター (2017/05/24)
本論文では、英国の芸術・人文学における創造的転回を通じて、その実践のプロセスを明らかにした。創造的転回とは、知識の問題の解決を前提する、情報技術の進歩への適応のプロセスであり、その実践は、これまでの描写されたイノベーションを現実として再現することである。第一に、創造的転回は、社会科学、特に政治経済分野において描写されてきた、静的・動的・…
木村めぐみ
WP#17-10 一橋大学イノベーション研究センター (2017/05/24)
本論文では、ブレア政権期[1997-2007]とブラウン政権期[2007-2010]の英国政府を事例に創造的転回について検討した。創造的転回とは、知識の問題の解決を前提する、情報技術の進歩への適応のプロセスである。労働党政権は、政府(や行政機関)の合理性を超えた、人々の仕事やライフサイクル中心の政策を掲げることによって、情報技術の進歩に…
木村めぐみ
WP#17-09 一橋大学イノベーション研究センター (2017/05/24)
本論文では、ブレア政権期以降の英国を事例に創造的転回について検討した。創造的転回とは、知識の問題の解決を前提する、情報技術の進歩への適応のプロセスである。ブレア政権期[1997-2007]とブラウン政権期[2007-2010]の英国では、『創造的な英国Creative Britain』というヴィジョン(1998)や戦略(2008)を通…
木村めぐみ
WP#17-08 一橋大学イノベーション研究センター (2017/05/24)
本論文では、知識の問題に取り組んできた人々とその仕事を通じて、創造的転回について検討した。創造的転回とは、知識の問題の解決を前提する、情報技術の進歩への適応のプロセスである。第一に、知識の問題とは、主観性の立場の対立を通じて発見できる、認識と認識における時間の問題であり、言葉やものに内在する経験、意味、合理性、より社会的には倫理と権力の…
木村めぐみ
WP#17-11 一橋大学イノベーション研究センター (2017/05/24)
本論文では、英国映画産業を事例に、創造的転回について検討した。創造的転回とは、知識の問題の解決を前提する、情報技術の進歩への適応のプロセスである。ブレア政権期以降の英国では、映画産業を含むクリエイティブ産業についての思索、観察、研究を通じて、情報技術の進歩への適応を進めてきた。第一に、英国映画産業は、ブレア政権期以降、「デジタル時代の世…
木村めぐみ
WP#17-07 一橋大学イノベーション研究センター (2017/05/24)
本論文では、人が働く組織の「創造的進化」(Bergson 1907)について検討した。生物組織と異なり、人が働く組織の創造的進化とは、組織で働く人々が、内的な推進力を創出し、集団的な飛躍を見せる現象である。第一に、組織についての議論は、進化やイノベーションについて議論してきた人々が「共通の根元を出発して分岐し始めた時」にまで遡ることに…
Nishiguchi, Toshihiro: Motoko Tsujita
WP#17-06 (in Japanese) 一橋大学イノベーション研究センター (2017/05/09)
IIRワーキングペーパー
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IIRワーキングペーパー
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米倉誠一郎
東洋経済新報社, 2017年『ベスト経済書』第5位(『週間エコノミスト』)(2017/04/28)
【書評】 『日本経済新聞』、『読売新聞』、『世界経済評論』、『経営史学』等で取り上げられました。 http://hitotsubashiiir.blogspot.com/2018/06/blog-post.html
軽部 大
有斐閣(2017/04/28)
【書評】 『組織科学』(第51巻3号, 評者:大阪市立大学・吉村典久先生)/ 『書斎の窓』(法政大学・近能善範先生) http://www.yuhikaku.co.jp/static/shosai_mado/html/1711/05.html 【要旨】 日本企業が長期に低迷してきた原因は,企業戦略や組織のあり方という表面的…
原泰史 : 吉岡(小林)徹 : 蘆澤雄亮
WP#17-05 一橋大学イノベーション研究センター (2017/04/20)
製品のデザインはイノベーションの重要な要素であるが、消費者や製造者に対するアンケート調査に拠る以外には計測可能な指標が乏しく、十分な研究の蓄積が乏しかった。意匠のデータにより、これを計測する動きがあるが、幾つかの先行研究が指摘するとおり、適用可能な条件が限られている。最大の制約は企業ごとの出願性向の偏りである。これに対して、日本のグッド…
Okada, Yoshimi : Sadao Nagaoka
『Patents in Japan, Millennial Asia』 Vol.8 No.1 pp. 26-47 (2017/04/11)
論文
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Kaoru, Nabeshima : Mila Kashcheeva : Byeongwoo Kang
No. 654 IDE Discussion Papers (2017/04/01)
Many countries are interested in strengthening their technological capabilities to achieve high growth rates. Knowledge flow is a key to build technological capabilities…
植杉威一郎 : 中島賢太郎 : 細野薫
17-J-033 RIETI Discussion Paper Series (2017/04/01)
減損会計とは、企業が保有する資産価値が減少した場合に、当該資産の貸借対照表上の価額を減らすとともに、減損分を利益額から差し引く会計上の取扱いである。日本では、固定資産の減損会計基準が2005年度から強制適用されたが、景気低迷期にその導入が議論されたこともあり、負の影響を懸念する見方も多かった。一方、先行研究の多くは、減損会計を含む保守的…
Inoue, Hiroyasu : Kentaro Nakajima : Yukiko Saito
17-E-034 RIETI Discussion Paper Series (2017/03/31)
Malen, Joel: Alfred A. Marcus
『Business & Society』 (2017/03/31)
Technological development plays a critical role in society’s ability to address environmental issues. Building on Teece’s profiting from innovation framework, we articul…
日経企業行動コンファレンス2017 コンファレンスペーパー (2017/03/30)
コンファレンスペーパー:青島矢一
研究会・講演録・講義録・コンファレンスペーパー
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研究会・講演録・講義録・コンファレンスペーパー
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木村めぐみ:外木暁幸:小松怜史:大竹暁
New ESRI Working Paper No.38 内閣府経済社会総合研究所 (2017/03/30)
国民経済計算の国際基準である 2008SNA では、映画を含む「娯楽、文学、芸 術作品の原本」を固定資産として取り扱うことが勧告されている。しかし、我が国においては、基礎統計の制約により知的財産生産物には計上していない。本稿 では、「娯楽、文学、芸術作品の原本」のうち、まず映画に着目し、制作費とい った映画の資本化に必要な情報の収集・整…
ワーキングペーパー
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松原日出人
CASE#17-02 一橋大学イノベーション研究センター (2017/03/27)
本稿は,静岡県浜松市北区三ヶ日町を舞台に生じた地域イノベーションの事例を検討するものである。同町の地域課題とは,ミカン産地としてのブランド化が生み出してきた廃棄ミカンの存在であった。その問題克服に関わったのが,同町で食肉卸業に携わってきた株式会社フードランドを経営する中村健二氏であった。異業種の視点や技術の応用を通じて,それまで本格化し…
IIRケーススタディ
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