株式会社東芝: 0.6μm帯可視光半導体レーザの開発
工藤悟志:清水洋
CASE#10-01 一橋大学イノベーション研究センター (2010/01)
レーザは20世紀最大の発明であると言われており、1950年代以降、世界中で様々な研究開発が行われてきた。その中でも半導体レーザは20世紀のIT革命を牽引した基幹技術の一つであり、主に光通信や情報記録・処理に使用されている。東芝は1988年に半導体レーザをバーコードリーダーとして製品化することに成功したが、それは研究開発の中間生産物として…